挑戦する事。
はじめてブログなるものを書いてみています。
僕としては、その時に思った事や気になった事を何かしらアウトプットしてみたく、始めてみた次第です。
そんな感じなので非常に・・・非常に、ひとりよがりなモノになる事請け合い。
という訳でどなたかに読んでいただけるもんなのかも解らず書いておる始末です。そのため読んでいただけた方が気を悪くされる場合もあるかと思いますが、どうかご容赦ください。
僕はNBAが好きでシーズン中はよく試合を見ます。
今はオフ・シーズンなのでバスケットの試合を見る事に対する「飢え」のようなものさえ感じます。
僕は中学生の時バスケット部に入部して3年間頑張ったのですが高校は地元では全国クラスの私立だったのでついて行けないと思いバスケット部には入部しませんでした。
時は、スラ○ダンク連載まっただ中。中学時代にはバスケットをしていなかった友人がその全国クラスのバスケット部に入部しました。
正直な話。僕は「つづけられるワケが無い」と思っていました。
高校生活の間、いつもどこかでその彼に「まだやってんだ・・・どうせ試合にも出られんだろうに・・」と哀れみの気持ちすら抱いていました。
そんなカッコわりいことやめときゃ良いのに、と。
でもその彼は見事に3年間バスケット部でやりきりました。
3年生の引退の時、彼は試合に出るどころかユニホームに袖を通す事もできなかったと嘆いていましたが、実に晴れやかな良い笑顔をしていました。
僕は、その顔を見ながら完全なる敗北感を感じずにはいられませんでした。
彼は挑戦していた。
僕はやる前からあきらめていたけど彼は戦った。
僕は密かにそしてはっきりとこういう自分ではダメだと学びました。
今でも、挑戦する事が怖かったり億劫だったりする時、彼の顔が脳裏をよぎります。本人には言ったことは無いけれどあの敗北感は常に、「またあの思いをするぞ。良いのか?」と問い直してくれます。
僕の息子は今、小学生なのでミニバスのチームに入っています。
楽しそうにやってはいるのですが、試合を見に行くとお世辞にもあまり強いチームでは無いので負けっぷりがとても良く、反省点ばかりが目につきます。
ついつい、あーだこーだと文句を言いたくなります。
自分には全国クラスだとしても、ただ練習について行く事すら期待していないのに息子には大きな期待を寄せている。
そんな事を考えていたら、ふと気づきました。
高校3年生の時、彼に気づかされた事の本質に、僕は未だにたどり着いていない。
息子がNBA選手のようにプレイする事が重要なんじゃなく、彼のように戦える、挑戦できる事が重要なのに・・・
だとすれば、今の時点で結果にばかり焦点を当てて、アレがダメだったとかコレが良く無いだとかダメ出しをしまくる行為こそが息子が萎縮してしまう事に繋がって、結果として「カッコわりいことはやらなきゃ良いのに」的なお利口気取りのただの腰抜けに成り果ててしまうのではという危機感がふつふつとわいてきました。
息子の将来を考えると、僕の経験では自分を知ったような気になって限界点を自分で設定するようになってしまったら、前に進む事ができなくなってしまう。
で、どうするのが良いと考えたかというと・・・
誉める・・・
できない事を言うのではなく、出来ることを誉める。
根拠の無い(あっても良い)自信を持たせるという結論。
自分の事を知らないんじゃなく、
可能性を信じられる男になってほしいなあ・・・