涅槃は遥か先 

気になった事をダラダラと書いてみようと思っています。

Work Boots 愛好記 その2 ~Red Wing #8875~

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Red Wing #8875

 

私はワークブーツが好きです。


第2弾という訳なのですが、またRed Wingです。

実は私の名前が直訳するとこのような感じなのです。


全国的には珍しい苗字なのか解りませんが、私の地元では石を投げればあたる名字です。地元の学校ではクラスに2~3人は当たり前にいます。

 

先日紹介した#8270は、学生時代に購入していて私が学生時代を過ごした土地では比較的珍しい苗字だったのでこのブランドに愛着が深くなりました。

 


我々世代のイメージではRed Wingと聞いて、今では最初に名前が挙がる事もあるかもしれないベックマンを想像する人は稀です。

 

私はこの#8875が好きすぎて#875にはあまり興味が無かったのでアイリッシュセッターという通称も他人ごとです。
まあ、知識として定番はこの色ではない事は知っているのです。

 

でも、何でしょう。私は本当にこの色がすきなんですなあ。

 

何でも#875は、履いて履いてオイルアップを続けて、いい感じで経年変化するとこういう明るい色になるんだそうです。


それを最初っからこの色でって人がこの#8875を求めるのでしょうか?

私はそういう感じでは無かったので、この色をいい感じで経年変化したらどうなるのかを見ていこうと思います。

 

Red Wingを最初に買ったのは先日紹介した#8270なのですが、今も当時もワークブーツをどんどん買って履かずにおいておくことができない性分なのです。


どちらかというと好きな靴が何足もあったらなぜ足は2本しかないのだろうと思ってしまう、履く事に喜びを見出している方でして。

 

そんな訳で、#8270を履きに履いていた時は買えずにいました。

足は2本しかありませんしね。

バイクに乗らなくなって、もう少し日本文化に寛容なブーツが欲しいと思い始めた結果、#8875は2009年とかに買ったように記憶しています。


それからというもの、私はオールシーズンどんな季節でも、休日には必ずと言っていいほど履く靴になりました。


棲み分けとして、前回紹介の#8270が「バイク用」だったのを「仕事用」にしたとすれば、この#8875は「常用」もしくは本末転倒ですが「スニーカー」です。

他のワークブーツから一線を隔したスニーカーのような軽い履き心地。6インチという何とも扱いやすいハイト。
服を選ばないどんなものにも合わせてしまえる万能性。何よりカッコ良い。
全てにおいて完璧です。

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クレープソールで柔らかい履き心地です。

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サイドにはウィングロゴ。

そのぐらいこの靴が大好きです。

購入したのはずいぶん歳がいってからなのですが、実は私、2002年にもこの靴を買っているのです。

 

2002年というのは、私が結婚する前の年です。
その年、次の年に私の苗字になる妻の誕生日に買うたったのです。

 

これがその現物ですが、当時女性用のサイズのワークブーツなどと言うものが市場にはあまり無くて非常に苦労して購入しました。

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手前が妻の#8875

妻のものなのですが、まあ本当にかかとの部分のフォルム、カッコ良くないですか?

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踵部分のふくらみ。いいフォルムです。

私のものと少し違う気がします。


この小さいサイズのラスト、踵のあたり本当にWhite'sを彷彿とさせるようなセクシーさがあります。


なんとも羨ましい。

 

私が履けるわけではありませんが。

 

私のものは比較的新しいので、やはり年代によってラストに違いがあるのかなあなんて考えてしまいます。(確かな情報は持っていません)


#8270を買うタイミングで#8875を買っていたらこのセクシーな踵のラストだったのかなあなどと思いはしますが、#8270も好きですからねえ。

 

実は#8270はまだソール交換をしていないのですが、こちらは2回しています。

 

どれだけ履く回数が違うかですね。
取扱店に持ち込んでリペアしているのでオリジナルのソールが付いています。Red Wing Japanの息のかかったリペア工房でしょうか。
それともアメリカに行ってきたのかなあ。

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Red Wing オリジナルソール

次の時は、国内の信用できる修理屋さんに持ち込もうと思っています。


ソールはVibram#4014でやります。ヒールの積み上げ入れてもカッコ良いなと思うのですが、その守備範囲には他の愛用品がいますし。
このブーツはこのブーツのまま、私のローテーションメンバーに居て欲しいと思います。

 

 

因みに妻もまだオールソールしていません。

あまり履いていないんですよね。大事にはしてくれているのですが。
まあ、なんていうか男臭のするブーツだと個人的には思っていて、更にこの踵はね...

女性は服とかに合わせ難いんでしょうな。

 

息子や娘も足のサイズがそろそろ安定しそうなのでそうなったらタイミングを見計らって2人にも買おうと思っています。


その時は#875やらベックマンのバーガンディ#9011とかはどうだろうと思っているのですが、息子に聞いたら「#8875一択でしょ」と言われました。

 

高校生になった息子におそろいのブーツ一択なんて言われる幸運を私は噛み締めてしまいます。

 

私が愛し、妻が愛しているだろうこの#8875を家族みんなで一生履き続けるという、そういう価値のある靴だと思っています。

 

 

 

ギター愛器紹介その1 ~Fender Telecaster~

かつて、ギターを買ったり売ったりあげたりして手元を通過していったギターは何本かありますが、今、手元に有ってそれなりに使用している楽器を手に入れた順に紹介していく事にしました

さて、今回はFender Telecasterです。

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Fender Telecaster 

というかこのギター。最初からこんなのでいけませんが、いつ、どうやって手に入れたのかと言うところはあまり確かではありません。

 

・大学時代の先輩の引っ越しの時にもらった。

・リサイクルショップで買った。

という2通りの記憶がどちらもハッキリしない感じであります。

何となく、同期のギターを弾かない友達にジャンケン勝負の末敗れ貰う事が出来ず、悔しくてリサイクルショップで買ったような気がするのでそれでいきます。

 

なぜ、そんなに悔しかったか、というのにはそれなりに理由があります。

このギターは手に入れたときはピックガードが黒いとてもテレキャスター然とした、たたずまいだったのですが、この色と形。定番でありつつ私は最大限の憧れをこのギターに抱いていたのです。

 

つまり私は完全なるTelecaster党です。


そのルーツは中学生の時に遡ります。


当時、私はTM networkというミュージックグループが好きでした。それについて特に言及は致しませんが。

 

そんな私は、「洋楽」を聞いてみたい欲求にかられたのです。

今となっては「洋楽」という言葉の意味も良く解らないと感じますが、とにかく日本語の歌で、クラスのみんなが聴いているような「流行りもの」じゃなくホンモノ(それが何なのかは未だに解っていませんが)のヤツが聴いてみたい。となったのです。

 

と言っても、今の様にサブスクがあってなんでも聞き比べる事が出来た時代ではありません。
更にドが付く田舎に住んでいた私です。
そういったCDを購入する店は一店舗しかありませんし、当時はレンタルなどという気の利いた制度もありませんでした。


音楽を聴くには情報が無い中CDを購入するほかないのです。

とにかく、ジャケ買い命な訳です。

その時、私が「えーい!ままよ!」と買ったCDはというと。
BOSS ブルース・スプリングスティーン のLucky Townというアルバムです。

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ブルース・スプリングスティーン ラッキータウン

 

 

この選択。今の音楽好き、ロック好きを明言するに至る私のルーツと言っても過言ではありません。
なんとも、素晴らしい。中学生の私を褒めてあげたい。

 

このCDについて話を始めるとちとギター紹介と大きくずれを産むことになります。それはまたの機会に。

 

このCDが好きになり、そこからブルース・スプリングスティーン熱狂時代に入っていくのです。
その途中に名盤「Born to Run」に出会う事になります。そのジャケット写真にブルースが持っているギター。
それが「Fender Telecaster」だったのです。

(正確にはブルースの持っているのは、「ブロード・キャスター」といってテレキャスターの前身のようですが...)

 

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ブルース・スプリングスティーン Born to Run

木目のクリア塗装のボディに黒いピックガード。ブルースの革ジャン。
何もかもがカッコイイ。

今でもこのジャケット写真は息をのまみす。カッコいい。

曲も素晴らしいし、和訳を見て涙するようなストーリー性もすべて正義だったのです。

 

 

私がギターを所有する事。それはつまりテレキャスターを所有することなのです。

 

リサイクルショップで買ったものなので、(もしくは先輩の貰った物)まあ、状態はそんなに良くないです。

それでも確か、2000年代前半にはまあまあ調子よく使っていたんだと思います。
いわゆるMTRを使用して宅録していた時もあったわけですし。


その時にピックガードを黒からべっ甲色に変えました。


何となくブルース・スプリングスティーン支配下から抜け出したのでしょうか。

 


そして後に紹介する#425の購入と共にハードケースに仕舞われ、ゆうに十数年の寝かされ時代に入ります。

 

その間にアップルミュージックに加入。
音楽を聴くという行動そのものの根底をひっくり返すようなこの「サブスクリプション」という概念。
そのおかげで私はよりたくさんのジャンルの音楽に触れる事が出来るようになりました。


そしてエレクトリックギターのそれぞれの特徴ある音の違いの魅力をより敏感に感じられるようになってきました。

 

おまけにPCで簡単に音楽編集ができる環境。

 

ここにきて、テレキャスターをもう一度使ってみようという気になってきました。

その時点で引っ張り出してきて、試しにプラグドイン!

 

何が原因かその時は解りませんでしたがあり得ないノイズ。
壊れている!と思いました。

 

さてそこからはボリュームポッド買ったりセレクタースイッチ買ったりコンデンサー買ったり、電子工作期間。


その間もとても楽しかったなあと今は思います。配線の方法とかノイズ対策とか調べたりして。
まともに音が出なくて泣きましたが。

 

PUはテスターでみた感じでは全く生きているようで、コントロールの部品はすべて総取り換えしました。

 

その改造の中でオクターブチューニング対策でGotoの6連サドルに変更しました。(3連が王道)

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ブリッジ周辺と6連サドル。

 

 

あと、Gibsonファイアバード用のシールドジャックステー。(独特の引っ込んだジャックステーが通常)

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Gibson ファイアバード用のシールドジャックブラケット

テレキャスター警察」には完全に捕まる案件です。

ごめんなさい!出来心です!

 

我ながらカッコ良いテレキャスターだと思っています。
ノイズもほとんど気にならないくらい軽減され、テレキャスターらしい硬派な音になっています。

でもフロントPUの頼りなさはいかんともしがたいですね。

本当にフロントハムは理にかなったカスタムだと思ってしまいます。

でも、私はコレで良いです。

シングルコイルが好きなんだと思います。

ストラトも所有していまして、(そちらの紹介はいつかまた)やっぱりリアPUがショボく感じでしまいますが、SSHにしたいとは、あんまり思わないんですよね...

 

このテレキャスターは今更手放そうとはこの先思わないと思います。一般的なモノとしての価値はごく安いものだし。
売ってすごいお金が手に入るなら解りませんけど、そういう社会的価値って部分ではガラクタレベルですからね。
でも私にはかけがえのない一本なのです。

お気に入りっていうのはそういうものなのでしょうね。

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ヘッド。たぶんフジゲンさん製作期では無いかと思っています。

 

思考の出力について

考えたこととか、常々思っている事とか出力する場所が必要だと思って、独りよがりで良いのだからと割り切ってこのブログというものを始めてみたけれど、一通り書いてみたらそんなに毎日何かに憤ったりふと思ったりしていないものだなあと思ったりしました。

 

 

そこで最近お気に入りワークブーツを毎日履ける喜びを書いてみたら、こういう内容をシリーズものにしてやってみららどうかと思いつきました。


それで「その1」とかにしたんだけれど。
今のところその4くらいまではあれが...とか考えているのはあるなあと思いつつ、他にもこういうのあるなと思いました。

 

人並みに(どのくらいが人並みかは解りませんが...)本を読んだりします。すごく感銘を受けたらその感想も出力するところが無いと思っていました。
本好きの人の目に留まる所に投稿したりすることも考えましたが、基本的にそれにすごく反応があると戸惑うかもしれないなとも思います。(有るわきゃ無いんですが...)

私の感想なんてどこまで行っても主観的だし、それに「それは違う!」とか言われたら言われたで面白そうだけど毎回じゃ面倒な気もします。

 

それから楽器。私は前述の通りパンクロックファンです。今ではインストゥルーメンタルのポストロックのバンドとかもすごくすごく好きです。
そういうバンドが使うような楽器、まあ当たり前ですが高価では無くても愛用の大好きな楽器を何本か所有しています。
そこにも超個人的なこだわりがあったりして、それらを言える相手が今現在周りに居なかったりするわけです。

年齢が進むとそういうことを趣味にする人も減少しているのではないかと思います。

まあ、オッサンになったらバンドやっててモテるとか絶対ないですしね。

ついでにモテたいという欲求も全くないです。

その辺についても考える事があったなあと今思いつきました。

 

それはそうと、若い頃にバンドやっていた人の一定数はモテたいと思ってやっていたという事でしょうか?どうなのかな?

私はバンドというもの自体やったことが無いです。人前で演奏とかすごく緊張しそうですよね。私には無理そうです。でもロックやそれに付随するポピュラーミュージックやその文化は特別好きです。少し変な角度からそういうロックやポップミュージックに興味があったのでオッサンになった今でも好きなのかもしれません。

若い頃からの友人たちもそういう楽器の話とか全く興味が無くて聞いてもらえんのです。


繋がりでDTMのこと。

 

好きなバンドのニューアルバムの感想。

 

漫画の感想とかも良いかもしれません。

 

初めて呑んだウィスキーの銘柄の感想とか。

 

使用してみたデジタルガジェットの感想とか。

 

NBAの事。

 

結構、こういう媒体を使用することの可能性は無限になりえるなあ。

誰に見られるわけでもないけれど誰かに見られるかもしれない出力というのは、今の私にはぴったりです

 

 

Work Boots 愛好記 その1 ~Red Wing #8270~

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Red Wing #8270

私はワークブーツが好きです。
すごく好きなんですけれどコレクターみたいな感じではありませんので沢山は所有していません。

 

好きなだけにブーツは履いてこそその真価を問われると思っており、
何だか履かない(履けない)ワークブーツを所有していることはいけない事をしているような気がします。

 

このブーツに関して、何となくの罪悪感を感じながら長い期間を過ごしていました。

 

時は1998年。私は日本の北部に位置するとある地方都市に住んでいました。

 

私は学生の頃、バイクの免許を取りました。

バイトをしてバイクを買い、革ジャンを買いました。その流れで、ブーツも・・・

そんなことで、憧れのRed Wingを購入しようという発想になりました。



私には当時はっきりと憧れがあり、今では不思議に思ってしまいますが、

RedWingのオリジナルソールのパターンがなぜだかとても格好良く見えていました。

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#8270のソール... こう見ると結構減っているなあ...


今はもうソールがすり減り気味で今となっては、何に憧れていたんだか良く解りませんが、RedWingのブーツにはRedWingのオリジナルソールが付くので、なんだかそのブーツがRedWingである事をソールが証明しているような、そんなところが良かったのかもしれません。

 

この時代のエンジニアブーツはPT91という安全基準で製作されていました。
その安全基準自体はどうだというのは無いのですが、製作されていた年代を特定する上でよく使われる指標です。

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タグ。PT91と書いてあります。



当時の私の憧れとは別に、このPT91世代のRedWingのエンジニアブーツのフォルムがとてもカッコイイと感じます。
今の#2268とか、しっかり実物を見たことはありませんが、写真で比較すると個人的にとてもPT91の形がカッコよく見えています。
これに関しては私個人的な見解だと思いますが、すごく形が好きなのです。

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左足

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右足

更にこのPT91の安全基準の時に製作されたエンジニアブーツはランダムに茶芯の革、灰芯の革で製作されたものが存在するらしいです。
茶芯とは、革の芯まで黒く染まっておらず経年変化によって結果的に芯部の茶色がウッスラ出てくる革で、マニア垂涎(?)らしいです。
対して灰芯とは、革の芯まで黒く染色されていて、経年変化ではウッスラグレーに見えるという・・・
まあ、普通の革なんでしょうなあ。
そんでもってこのPT91の茶芯というのは中古市場で灰芯と比較するとかなり割高の強気設定なんですよ。
つまり、今でもこの古い茶芯のブーツが一定数の需要を持っているという驚きの状況なのです。
当時の私は「ソールが...」とか言っていましたが、今の私の感性では形が良いと思うし、今の市場では「茶芯が...」なんて言われているという、そういう価値観の代物です。

 

しかも一説には新品時では茶芯なのか灰芯なのか見分けが付かないという。大体、私自身は、茶芯だとか灰芯だとかいう概念さえ知りませんでしたが。

 

かくして私の愛用品はというと...うーん。灰芯かもわからんですな。
何となくヒール部分茶が出てるような気もしますが。

 

まあ、実際、茶芯だろうが灰芯だろうがこのブーツが好きな事には変わりがないのだから、どうという事は無いのです。
売るつもりも一切ないし。

 

しばらくの間このブーツを眠らせるという罪悪感の根本になってしまう生活を送っていた理由ですが。
私は足の甲がワリカシ高めなのかこのPT91のフォルムがそうさせるのかは定かではありませんが、このブーツは圧倒的に脱ぎ履きしづらいのです。
履くときは、息を止めて顔を真っ赤にして履き口部分を引っ張りつつ足をねじ込む工程が必要だし、脱ぐときはブーツジャックが無い場合はヒールのケツハチ部につま先部のソールをひっかけて、
やっぱり真っ赤な顔で踏ん張らないと脱ぐことができないありさまなのです。
靴の脱ぎ履きを常とする文化の日本の生活環境ではこのブーツを履きこなすのが難しいのです。
そのせいで、何となく休日も敬遠しつつ埃をかぶることになっていったわけです。

 

しかし私のRedWingの最初の一足であるこの#8270をこのまま下駄箱の肥やしにするのはいかがなものかと、ここ最近私は仕事中に履き続ける環境を構築しました。

 

そもそも学生時代には一生懸命履いてとても良い経年変化を重ねていたのですが、ここ20年ほど数カ月寝かせてオイルアップしてみたいな事を繰り返していました。
会社では靴の脱ぎ履きは割と頻繁で現場では汚れたり傷が怖くて履けませんでした。しかし、今の環境ではこのブーツを履き続けられるようにしました。

 

あまり履けていなかったので、購入から24年経過していますが、ソール交換はまだしていません。
少し、ソールの加水分解が不安です。いっそのこともうソール交換してしまっても良いのかもしれません。

 

しかしながら、今は毎日履いています。数カ月修理屋さんに預けるのも嫌だなあ。という事でとにかく履けるうちはどんどん履いていこうと思うのです。
次にオールソールするときはVibram#100という手は無いかと思案中です。
でも耐油性能はマストなんだよな...

 

どうもRedWingのエンジニアではあるあるのようですが、アキレス腱の位置にほつれがあります。

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アキレス腱部分のほつれ。見づらくてすみません。

こちらも直してもらえる修理屋さんに持って行ってやってもらおうと考えています。
この写真を残しておいて数年後に見比べるのも面白いかもしれませんね。

 

今後は他の愛用ワークブーツを含めたまに更新できたらと思っています。

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ちばあきお著、キャプテンという漫画があります。


私自身、面白いと思う漫画というのはたくさんあります。それはもう無数に。


しかし私の個人的ランクの最高位に認定される漫画は4作にとどまっています。
六三四の剣」「スラムダンク」「柔道部物語」そして「キャプテン」です。
これらには少なからず共通点があります。


・スポーツをテーマにした漫画であること


・主人公が努力により成長する過程が描かれている事


・いわゆるサクセスストーリーである事


・少年漫画であるにもかかわらず安易な魔球的要素が無い事


この4つ以外にもいろいろあるでしょうが、これが大きく理由として挙げられます。
更に上記4点を満たしていてもこの4大漫画に入っていない漫画もありますが、それらも好きな漫画には変わりありません。
「はじめの一歩」「ルーキーズ」「エンジェル・ボイス」「帯をギュッとね」「ガラスの仮面」「バリバリ伝説

などがそれにあたります。


はっきり言って基本的にこの種の漫画が大好きなんでしょうね。書いていてもう一度読みたくなるものばかりです。
たぶんこれにあたるけれど挙げていないものは読んでいないだけです。読んだら好きになります。
間違いありません。

 


かといって魔球系が嫌いってわけではないのです。「あしたのジョー」だって「巨人の星」だって「黒子のバスケ」も好きですよ。

でも、何となく違うものとして線引きしたくなるのです。
「はじめの一歩」は微妙なところでしょうか・・・

 


その中でも、群を抜いて「何も持ってないけれど、頑張る事で成功できる」と声高に宣言している漫画というのが「キャプテン」なのです。
夏木六三四も桜木花道三五十五も(それぞれの漫画の主人公ですが漢数字が多すぎる・・・)あふれる才能が有って、更に好きなスポーツ(武道)に懸命に打ち込んだ事によって、そのあふれる才能があふれまくった!その結果やったぜ!っていう。

100m走の桐生君と同じです。


これの重要なところは才能だけでやったっていう安直さが無いところもポイントなのです。死ぬほど頑張った側面がとても重要です。

 

対して、「キャプテン」の谷口君、丸井君(「キャプテン」は4代の歴代キャプテンのお話で、1代目と2代目の主人公です。)は最初、明らかにヘタクソなのです。


谷口君に関しては強い中学校では球拾いばっかりだから野球が出来そうな弱い中学校に転校してきたし、丸井君は谷口君を苦悩させた上にレギュラー落ちをしています。


またその丸井君がレギュラー落ちする際の丸井君のエピソードがまた良いのですが・・・

 

 

ところで。現在の中学校というところは部活をやりすぎたらいかんのだそうな。
やりすぎたら、教師の就労時間がひどい超過になるとか送り迎えが保護者の負担だとか・・・


まあいいんですけど・・・

 

 

私が上記の漫画において何に心を奪われるかというと、それは人より頑張ったらその努力は完全な形で裏切ったりしないってところです。


それは必ずしも完全なる勝利では無くても、善戦できたとか相手を苦しめたとかそんな形でも努力が裏切るってことはない事を教えてくれているのです。

 

 

かつて王貞治がこのような名言を言ったと言われています。


「努力は必ず報われる もし報われない努力があるのならば それはまだ努力と呼べない」


人によってはこれは成功者である王選手だから言える、という解釈をする人がいますが私は違うと思うのです。
「報われる」ということが「ある」か「ない」かで考えればそういう解釈もあながち間違いではないと思います。
勝利という基準を満たしていないから報われていない。優勝していないから報われていない。日本一では、世界一では無いから報われていない。


それが当てはまる人もいるでしょう。確実に王選手はそのレベルです。
ですから王選手においては言葉そのままの意味で良いのでしょう。

 


「この試合に勝ちたかった、負けてしまったから報われていない。」それなら「努力と言えない」のです。


「この試合に負けてしまったけれど、勝者をあそこまで苦しめられたのだから日々の練習のおかげだ。」は、報われたと思っているから、「努力」と言えるのです。

 


最後の落としどころに満足できればそれは「努力」と言えるって言っているのと同じです。
負け犬の言葉遊びと断じる人もいるでしょうが、真剣に何かに向けてその準備をしてそれが適わなかった時、報われなかったと思うだろうか?という話です。


ということは逆説的に考えると王選手の言葉は、「たとえ負けたとしても後悔しない準備」を努力と呼んでいるという意味ではないでしょうか。


負けた時「あの練習をこうしていれば・・・」「素振りをあと100回していれば・・・」と考えるのだったらそれは努力ではないと言っているのだと思います。


これは大乗仏教の教えに似ています。どんなにつらいことがあっても乗り越えられる精神力を養っておけば何が起きても動じないという考えです。
話が「大乗仏教」とか・・・本題からそれまくっていますが・・・

 

 

「キャプテン」の舞台は中学校です。


中学校で、谷口君や丸井君は自主的に「たとえ負けたとしても後悔しない準備」を行って試合に臨む。その結果報われたと感じうる(作中で報われたと考える描写があるわけではありません)結果を得て墨谷二中を去っていくわけです。


それは、制限なく「負けたとしても後悔しない準備」ができる者のみに許された結果としての「努力」です。


その「努力」ができないように学校側で計らうとはなんとも愚かな・・・


「努力」ができる土壌を奪い取ってどんな大人になるのでしょう。


その「努力」であれば個人的にもできるとおっしゃる方もいますが、
学校が場所を提供していないのに何処でやれっいうのかって話です。


「キャプテン」も前時代的な美談なのでしょうか?
この手の話に前時代的って言葉自体、ナンセンスな気がします。

 

サンタクロースって・・・

世の中クリスマスですね。

 

僕は無宗教だからクリスマスは関係ないとか

 

世の浮かれ騒ぐ人たちに異を唱えたいとか

 

そういうマインドでは無いのですがやっぱり特段何かしようとか盛り上がる気分でもありません。

 

少し前のハロウィンよりはどんな感じか理解ができるイベントですけれど。

 

 


そうは言っても幼少のころご多分に漏れずクリスマスには我が家にサンタクロースがやってきて、僕のニーズにストライクでは無いにしても当たらずとも遠からずなプレゼントを枕元において行ってくれるという事があった家庭で育っているので、我が子にも自然とそうしています。

 

 

今年は息子も中学生ですのでさすがに手渡しにしようかと思っているのですが、
なんとなく彼はほのかにまだ信じているのじゃなかろうかと訝しんでいます。

 

 

彼は比較的に理論的且つ現実主義的なところがある方だと思うのですがなぜ僕が、まさに夢見心地と言わざるを得ないサンタクロース伝説を信じているのではないかと訝しんでいるに至るかというと、そこには僕のある種過ちともいえるミスがありました。

 


彼が小学2年生頃にはサンタさんに手紙を書くという実にキュートな側面を持っていました。


そして、僕や妻のフィルターを通さずにサンタクロースなる人物とコンタクトしたかったのだと思います。


僕はその手紙に驚愕したものです。

 

 

A4の紙に鉛筆でいろんな質問と回答欄が用意された手紙でした。

彼が起きない様に静かにプレゼントを置く事も焦っていたのにたくさんの質問に答えなくてはならない!

 

しかも筆跡でばれてしまわない様に文字を書かねば・・・

というかサンタクロースって日本語を話すのだろうか?

ビジュアルは明らかに外人である。「好きな食べ物」の質問に「豆腐の味噌汁」と書いてはならない。

ボルシチ」なら良いのか?「ビーフシチュー」なら良いだろうか?そもそも肉を食して良いのだろうか?
そうなるとやはり「豆腐の味噌汁」は危なげない。
イヤ、ダメだ。

 

いろんな葛藤がありながらその質問を前にして、今にして思えば大きなミスを犯したのです。

大体人間というものはある事象に集中し過ぎると物事を俯瞰的に見れなくなるものです。
というか僕はそうなります。

 

 

小学2年生とはいえ、比較的カンが鋭く、誰に似たのか僕の息子とは思えない様な頭の回転の早さを見せる息子です。


その彼に「サンタクロースの正体を悟られてはならない。」という事ばかりに気を取られてしまったのです。

 

自分でもその事象のみに対しては意外と良いアプローチをしたんではないかと考えています。


まずサンタクロースの書く文章は、やはり僕自身が世界の公用語であろうと考えている英語である事を選択。

もちろん英語は良く解らないので翻訳ソフトで英訳します。
各質問に対するそつない答えを考えそれを翻訳ソフトで英訳して書くという手法でその危機を乗り越えました。


次の日、枕元に英語で返答があった手紙に気付いた彼はそれを読めと言ってきました。
そこもポイントだったのですが、僕は「英語なんて読めないよ。」と答えました。


その当時の僕はそれが完璧な対応だったと自画自賛していたワケなのですが・・・・

今から考えるとそのおごり高ぶった見苦しいテングの鼻をへし折ってやりたいものです。

 

彼の周りには気楽に英訳を頼める大人がいたのです。ピアノ教室の先生なんですが・・・海外(ヨーロッパだと思うのですが)に留学経験があって英語はもちろんドイツ語だかなんかそんな言語までを自由に操れる方です。

 

ちょうどその教室に行く事があったようで英訳を頼んだらしく僕の帰宅時には興奮していました。

 

その英文がデタラメでは無い確証。僕や妻ではこの文章は書けない、読めさえしない。

 

彼の頭の中でサンタクロース容疑者の最有力である僕や妻の完璧なアリバイ工作が完成してしまったのです。

 


彼が理論的且つ現実主義的であるがゆえに、サンタクロースの実在を信憑性のある事柄に進展させてしまったという流れです。

 

つまり、彼自身が自然に「サンタクロースはいないんだ・・・」という結論に達するに大きな障壁となりうる内容を作ってしまった。


そのままうやむやで今に至る・・・というワケです。

 


彼はその事についてどのように捉えているのか。
また、彼が理数系の脳を持っている事、比較的優秀である事を考慮に入れると、彼が成長していく中で「人知の理解を超える事というのは普通にある」という認識は良い事のように思えないのです。

 

 

 

ウチの妻はパッションで生きています。
大学生の時、仲間たち数人で心霊スポットに行ったりする事が流行っていた時があり、心霊スポットの帰りに2人でコンビニに寄ったら、
急に暗い顔になり今にも泣きそうな表情で「肩が重い・・・」と言っていた事がありました。

まあ、僕はかなり大笑いさせてもらいましたが・・・

 

 

そんな妻は今の彼の状態に対して、ボヤアっとさせておいて良い事だと言いました。
別に力いっぱい否定して本当はこうなんだという必要は無いというのです。

それはある意味正しい気もします。
夢があるし、ネガティブな内容では無いし。

 

 

 

しかし、しかしですよ?

 

彼は理数脳です。間違いありません。そして僕たち夫婦の子としては異常な程優秀です。今のところ。

 

自然で理想的な流れとすれば、進学校に進み理数系の工学部とかの大学へ行き、大企業なんかにエンジニアとして就職しちゃったりして、やりがいがあって楽しい人生を送っていくっていうような方向が良いのではないでしょうか?

 

 

エンジニアとか理数脳の人はとにかくどういう事なのか追及して理解するってことが結構重要なのではないか?と思ったりしています。


僕も技術職ですが、解らない事を解らないままにしておく人間は適性が無い。そうまで言ってしまうと語弊があるのかもしれませんが、
「なんとなく良くわかんないけど出来た!」って人は技術職に向かないと思うのです。実務上よく感じます。

 

 

「サンタクロースの件は良くわかんないけど、後の事は追及の手は緩めないぜ」ってなるもんかな~・・・と思うワケです。

 

 

きっと、ならんでしょうね・・・・

 

 

 

パッションで生きてる妻は良いのです。肩が重くなった理由について何かしら人知の及ばぬ力が働いていたと解釈しても良いのです。

 

だって、それを上回る感性があるのだから。

 

 

何も持たない僕は、何も持たない事の恐怖を知っているから、何かしておいた方が良いように感じてしまうものです・・・・

 

 

彼と僕は違うのにね・・・・

 

そうだ。僕らにはモンベルがある。

「アウトドアアパレル」というのか、僕は性能面はもちろん見た目も好きでプライベートの服飾系の買物はここ10年間はその手のモノばかりだと思います。

 

そういったものはなんだか海外製の物がカッコよく見えてしまったりしてついついお店でもノースフェイスとかパタゴニアとかマムートとかとか・・・値段の高いものがより良く見えてしまいます。

 

値段が高いものは当然性能が優れている。撥水性がすごいんだとか、防水透湿性が素晴らしいとか。

 

そういったスペック重視で見てしまうから当然高いものがお店でよく見えてしまうのは不可避では無いでしょうか。

 

しかし、同じ程度の性能であってもより値段の高いものが欲しくなっているというのはどう説明できましょうか・・・

何となく・・・何となくですが、コロンビアよりパタゴニアが欲しくなっちゃうし、さらにはパタゴニアよりアークテリクスが欲しくなっているような気がします。(あくまで主観的に)

 

これは、きっとネームバリューと言おうか、値段が高いっていう事で有名なメーカーの方が欲しくなっているという・・・ワケの解らない状態に陥っているのでは・・・

 

6年ほど前に大枚はたいて買ったパタゴニアのダウンセーター。気に入ってはいたし性能が著しく良くない訳ではないんですが。デザインが良いとか機能が良いとかよりも「高いんだから良いものだろう・・・」と買ったのです。

しかし事実はこの記事の通り・・・

http://getnews.jp/archives/161092

 

コイツを買った時はメーカー直営だかの日本人向けネットショップで結構な値段で買ったのですが、アングロサクソン向けには2/3以下の値段ですって・・・

まあ、シーシェパードみたいなおかしな連中にスポンサードしてるみたいだし、日本人にとっては敵対視すべき企業ではあります。どちらにせよ良いイメージは無いんです。

 

ただ。
ただ、この胸のロゴがあるヤツが着たかったんです。
それだけだったんですよ刑事さん・・・・

許してくだせえ・・・

 

 

年齢を重ね、見栄も少しづつ若かりしころの記憶に置き去りにできそうな今日此の頃。ついに日本人を小馬鹿にしているメーカーのダウンセーターはジッパーが壊れました。

 

 

 

そうだ!

僕らには、「モンベル」があるじゃ無いですか!

 

お金が無い学生の頃、登山用品店で見つけた格安に割引されたゴアテックス3レイヤーハードシェルパンツ。1万円しなかったと思いますが25年経った今も未だに使っている「モンベル」。


20年使っているキャップも「モンベル」。


傘嫌いの僕が普段から着るようになってしまったレインウェアも「モンベル」。

 

そうだ!僕らには、「モンベル」がある。

今ここで高らかに叫びます。

僕はモンベラーになる!

 

モンベル大好き!

モンベル買って後悔した事無いし、長く使ってもへたりづらいし、本当に優れた製品というのはこういう事なんじゃないでしょうか。

 

性能は申し分ない上に、海外のメーカーと比較すると圧倒的なコストパフォーマンス!

 

アークテリクス持ってたらカッコいいなあ・・・

とも思いますがね・・・

 

僕はこれからモンベルです!